整形外科のお仕事をしよう!

整形外科看護師に求められるスキル

「動きたい」から「行動」へ移せる知識!

求められるスキル

整形外科で働くことに興味のある人はまず、求められる3つのスキルを頭に入れておきましょう。求められるものを理解できると、日頃の看護でも勉強でも、重点を置く箇所が見つけられるはずです。また整形外科の外来で働くためのスキルについても紹介しておきます。

求められるスキル

幅広い年代に対応できるコミュニケーション力

整形外科は患者さんの年齢の幅がとても広いです。当然小児科は小児に対応できる、高齢診療科は高齢者に対応できるコミュニケーション力が求められます。しかし、整形外科は来院される人の年齢の幅が広いため、全てに対応できるコミュニケーション力が求められます。骨折を例に挙げると、小児と高齢者では骨再生にかかる時間もリハビリの進み具合も全く異なります。つまり年代によって異なる指導やケアを知らなければなりません。指導をする際にも患者さんの年齢に合わせた説明ができることが求められます。

幅広い年代に対応できるコミュニケーション力

リハビリの知識

リハビリは主に理学療法士と医師が相談をして内容や方向性を決めていきますが、病棟で患者さんをケアする看護師は何も知らなくて良い訳ではありません。理学療法士や作業療法士などのリハビリを専門にする人たちと連携を取るために、整形外科看護師もリハビリに関する知識が求められます。特に整形外科では身体を動かせるようにする治療をしていますので、リハビリに関しては院全体で重点を置いています。

リハビリの知識

精神的な支えとなる看護

整形外科では予測不可能な事故や外傷によって、緊急入院される患者さんが多くいます。そして早い段階での手術をしなければならないことも多いため、患者さんは展開の早さに戸惑ってしまったり、大きな不安を抱えることが多いです。特に手術前後に不安のピークを迎えている患者さんが多いので、精神的な支えとなれるスキルはとても重要です。頭ははっきりしていて身体が動かせないということに、強いストレスを抱いて接遇やケア方法にクレームが出ることもあります。何をしているのか丁寧に説明するなど、患者さんとのコミュニケーションが大切です。

精神的な支えとなる看護

外来で求められるスキル

病棟では以上の3つが特に大切なスキルですが、外来ではまた少し異なるスキルが求められます。幅広い年代の患者さんに対応できるコミュニケーションスキルは同様に大切ですが、的確な看護技術が求められます。注射が正確にできることや、包帯の巻き方やギプスの固定など、医師の補助業務をスムーズにこなせるスキルが求められます。

外来で求められるスキル

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